セコムとAED装置管理の関係

AED(自動体外除細動器)は今や緊急医療対策に欠かせないものとなっていました。心肺停止した人に2分以内でAEDを用いて蘇生を行なえば80%もの救命率があります。

 

しかしAEDも全国に配置されるようになってからすでに長い期間がたっていますので、電池で始動するAEDが緊急時に作動しなかったなどの事故例も幾らか報告されています。

 

国は「AEDを設置した人」に基本維持管理責任を任せており、彼らは次の2つの維持管理をしなくてはいけません。

 

1)電極パッドとバッテリーの使用期限を管理
2)AEDのインジケータの使用可能表示を目視確認

 

しかし実際に設置者が定期的に設置場所を見回るのは手が足りてない実情がありました。

 

そこでセコムは2010年11月に「セコムAEDオンライン管理サービス」というAED装置維持管理システムを開始しました。

 

これは厚生労働省が2009年4月に通達した「AEDの適切な管理の実施について」の点検法に基づき、生命維持に直結する上記1の部分、つまり電極パッドとバッテリーの使用期限管理を行なうものです。

 

ではセコムは具体的にどのように使用期限を管理しているのでしょうか?

 

今までのオンライン監視システムのノウハウを生かしてすべてセコムホストコンピュータに登録されたすべてのAEDの使用期限が登録することによってです。

 

もし期限が近づくと、AEDの電極パッドとバッテリーの使用期限切れることを管理者に通達し、同時に換えの部品を前もって送付されます。さらに実際にAED装置が使われた場合は、次もすぐにまた使えるよう交換部品が送付されます。命に関わる重要な機器ですので、こうしたサービスは今後も必要になってくるでしょう。